Quantcast
Channel: 半身不随になった元IT系社長の独り言
Viewing all articles
Browse latest Browse all 904

チャレンジド?

$
0
0

チャレンジドという言葉は

知っているでしょうか?

チャレンジドとは

プロップ・ステーションによると

アメリカで障害者の事を呼ぶ呼称

として十数年前出来た造語です。

その意味とは米語「the challenged (挑戦という使命や課題、挑戦するチャンスや資格を与えられた人)」を語源とし、障がいをマイナスとのみ捉えるのでなく、障がいを持つゆえに体験する様々な事象を自分自身のため、あるいは社会のためポジティブに生かして行こうという想いを込め、プロップが1995年から提唱している呼称だそうです。

 

また、「チャレンジド(challenged)」は英語で障「秘密基地」「罠・仕掛け」「忍者」害者をさす。神からチャレンジという使命を与えられた人だとの事

 

僕にはこの呼称と

その意味には非常に違和感がある

 

神からチャレンジという

使命を与えられた?

 

ほっといてくれ!

 

そんな造語は健常者が「障害」

という言葉を使う罪悪感のようなものから

逃れるための造語としか思えない

 

僕にすれば「神からチャレンジという使命」

なんて障害という形で与えられたくない!

 

どちらにせよ

 

「チャレンジド」呼ばれても 

 

「障害者」と呼ばれても、

 

生きていく上で身体的障害「壁」が

例えば僕は左麻痺だから

左側に落ちた物は絶対に左手で拾うことが出来ない

お茶漬けもラーメンもは茶碗や

器を左手で持ってずるずると食べれない

そんな絶対に出来ないことに

チャレンジしろというのだろうか

それならまるで虐待じゃsないのか?

 

僕の前には現実的な「出来ない壁」が

立ちはだかっていることには変わりは無い。

そしてその壁は明らかに

僕の「障害」になっている

そんな超えることが不可能な壁「障害」に

チャレンジするなんて

まるでドン・キホーテと

呼ばれている感じさえする

 

彼の有名な「感動ポルノ」

という言葉を使うように

健常者の自己満足(マスターベーション)

の目的にチャレンジドなどと呼んで欲しくはない

僕には現実として

生きていく上での「障害」が

立ちはだかっている

 

だから

その現実を誤魔化さないで欲しい

障害は障害だ

正面切って「障害者」と呼んでくれた方が

僕自身が障害の現実と向き合う事が出来る

 

カタワと呼んでもらっても

何ら差支えはない

 

妙な現実逃避的な言葉などより

現実の僕を「ありのまま」呼んで欲しい

 

 

 

 

 

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 904

Trending Articles