脳血管手術か・・・気が重い
今日もう一度、脳神経外科に再度診察に行ってきた
脳梗塞の治療方針の聞くものだとばかり思っていた
確かに治療方針には違いなかったけど、
脳梗塞の治療方針ではなかった。
今回脳梗塞を起こした原因となったのは
左脳にまでもやもや病のモヤモヤ血管が
進行していることが問題だという指摘だった。
(僕はもやもや病を基礎疾患として持っていることが原因で7年前に脳出血を起こした)
7年前の脳出血は右脳出血だったので、
失語症にはならなかったけど
幼少期からもやもや病による虚血発作を
ときどき起こしていたが、すべて左半身だったので
右脳の血管のみがもやもや病だと思っていた。
ところが今回は左脳にまでもやもや病が進行しているらしい
このことが大問題だという。
大人になってからのもやもや病の進行は危険だという。
もしこのまま放置して左脳まで障害や出血が起これば致命的だという。
よってもう一度血管造影剤による非常に精密な脳血管撮影を行った上で
血流検査と合わせて、手術すべきかどうかを判断するという話だった。
僕は素人だけど、それなりにもやもや病については知識は持っている。
あのMRIの画像から見るとたぶん手術は必須だと思われる。
その手術も血管同士をつなぎ合わせる血管吻合手術、
つまりバイパス手術である。
その難易度が高い。
直径0.2ミリ同士の血管をつなぎ合わせる手術である
もちろん開頭手術である。
それがどれだけのリスクを伴うものなのか、充分理解している
ドクターは日本各地・海外からもその手腕を頼って訪れる脳神経外科医の
世界的権威・東保肇ドクターである。もやもや病においては特に世界的権威である
だから「僕にとってのブラックジャック」なので絶対の信頼を置いているけど
不安でないと言えば嘘になる。パーフェクトな外科手術などないからだ。
必ずリスクはある。
そのリスクについても今日説明受けた。
最低3週間の入院が必要だ。
ここにきて参ったなぁ・・・
水質浄化の事業を
やっと立ち上げようとしている時に・・これだ・・
それでも気を取り直して
僕に万が一のことがあったときでも
この事業が立ち上がる道筋をつけるために
病院から帰ってきたら、
関係者に電話をしまくって、
事情を話し、来週にでも事業スキームの
今後の進め方について早急に打ち合わせをしたいと
夢中で電話している僕がいた。
必死だった。。。
ちょうど去年の今頃、太陽光発電の会社が倒産してから
必死の思いで、
「自分の最後の志」として、ことの成否は別として
こんな身体でもやり遂げたい
そう思ってやってきたからか
電話中は
(手術の話をしていたのに)
「自分自身の手術の不安」というか
「命の不安」はどこかに吹っ飛んでいた。
ただ僕はいなくなっても道筋をつけておきたい。
それだけだった。
今こうやって来週の段取りを一通り終えて
記事を書いていると、やはり不安がよぎる
「最悪の事態」が起こった場合、
このブログも最期になるんだろうなぁ
などと思ってみたりしている。。
それでも自分の身体というか
この間どなたかがコメントで
死ぬのは病気ではない、寿命だからだ。
と誰かが言ってたって書かれていたけど
自分の寿命というか
そういうものを信じてみたいと思っている。
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脳血管手術か・・・気が重い
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