人は死んだら魂は永遠不滅という人いる
僕はそんな事はあり得ないと考えている
人間は死ねば魂など存在せず
雲散霧消してすべて消滅してしまうと信じている
つまり人間の身体を構成している原子である
(C・ H・ O)に雲散霧消してしまうと「信じている」
と言うのも証明しようのない事だから
「信じている」としか言いようがないのですが
ただ、たとえ人間が死んで
雲散霧消してすべて消滅してまおうとも
その人が生きた「意味」は絵永遠不滅に残ると思う
実際に「存在物」としてはその人間はこの世から消滅するけれど
その人間が存在していたことの「意味」は消えないと思う。
なぜならその人が生きていた間に周囲の無数の人々に
及ぼした影響はそのままその人達の中に残っているからだと思う
例えば子供が死んでしまったときを想定すると
その子供がいきていたときにその子供を
かわいがり、慈しみ愛していた親は
その子供の「存在」が
親のあり方を変化させもし子供が存在していなければ、
こんな状態というか人格になっていたはずの
親という人間が子供の「存在」があったことによって、
別の状態というか人格に変化するのではないかと思う。
その変化は自分では気がつかないかないと思う。
なぜなら、親という人間の身体を形作っているそれぞれの
「要素」の中に目に見えないかたちで含まれていくと思うから・・
そしてその「変化」は、たとえその子供が亡くなって
雲散霧消してすべて消滅してしまおうとも、
消えることなく親という人間の要素の中に残り続けると思う
親自身は気付かなくてもその親は亡くなった子供の存在を
親自身の中に引き継ぎ、いつまでも「生きている」と思う
このようなことが永遠不滅の子供の魂というものではないのだろうか
それならば魂という存在を信じない僕でも理解することはできる