半身麻痺になってもう9年目になるけれど
週に1回のリハビリテーションに行くと
(麻痺側の左手と左足を)
慌てずゆっくりと、ゆっくりと慎重に
動かせば
なんとか、つま先を引っ掛けることなく、
転倒することなく歩けることができたり、
感覚がほとんどない左手で
物を落としてしまうこともなく
動かすことができることを
改めて感じたりするんだけど
でも、日常生活に戻ると、案外難しい
だって健常な右半身は普通の人のように
素早く動かすことができるし
何にも問題は無い
にもかかわらず、その反対の左半身だけが
まどろっこしい
だから、ゆっくり、ゆっくりを
すれば良いことが頭では理解できるんだけれど
どうしてもイライラしてしまう
そうして慌ててしまい、
躓いてしまったりしてしまうのだ
ゆっくり、ゆっくりが難しい
これがいわゆる「老い」のように
徐々に体全体がゆっくりとしか
動かすことができないようになったのなら
また違うのかも?
それとも
元来のせっかちな性格のせいなのかな?
困ったものだ