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Channel: 半身不随になった元IT系社長の独り言
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恨みや怒りは復讐では収まらない

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最近、気付いたことだけど

恨みとか怒りといった暗い感情というものは

復讐とかいったことで

決して収まるものではないということ

例えば、怒りは怒れば、怒るほど

その怒りはますます大きくなり

恨みも恨めば恨むほど、ますます恨みの気持ちは

大きくなるだけ・・

恨みからは決して逃れられなくなるということ

もし復讐したいと考えて


復讐したとしても

 

決して恨みや怒りは収まらず

ますます酷くなるだけで、

最後には

 

その恨みや怒りによって

自分自身まで破壊してしまうということ

あのISも積年の恨みから来た怒りから

復讐するという行動で異教徒を虐殺し続けているけれど、

 

そんな復讐としての虐殺をすればするほど

恨むや怒りは収まるどころか、ますます酷くなるだけで

更に虐殺という復讐を生むだけで

決して収まることはないということ

例えば、人から悪いことをされて憎しみを持ってしまったりすると

 

その相手にを「やり込め」困らせたりしてやったりすれば

 

「溜飲を下げた」という表現をするけど

 

それで本当に憎しみは完全に消えるのだろうか

 

いや、そんなことで憎しみは消えないのではないか

 

仮に親族が殺人されたとして

 

その殺人者を裁判で死刑にでき

 

いわゆる「復讐」できたとしたら

 

本当にその殺人者への憎しみは消えてしまうのだろうか

 

消えないと思う。

 

その殺人者がたとえ、この世のいなくなっても

 

その殺人されたのことを考えるだけで

 

憎しみの心は再び生まれ、燃え上がるのではないか


そんな恨みや怒りから逃れる唯一の術は

復讐などする必要はなく

そんな恨みや怒りを捨てるだけで良いということ

つまり、

どんな目に遭っても恨まないこと

どんな目に遭っても怒らないこと


恨まないこと、怒らないこと

だたそれだけ・・で

 

恨みや怒りの心から自分自身が解放されるのだと思う

恨まないことからこそ

 

恨みの心から逃れることができるということ

怒らないことからこそ

 

怒りの心から逃れる事が出来るということ

恨みや怒りの心があるときには

みな「復讐」したくなるもの

でも復讐したからといって

その恨みや怒りから自分自身が逃れることはできない

そんなことに今更、気がついて

脳出血で倒れて障害者になってからこれまで

親族からも心ないさまざまな言葉を浴びせられ

恨みや怒りの心を持ってしまった自分が

いつまでもその恨みや怒りの心から逃れることが

できていない自分も「復讐」をしたからといって

その恨みや怒りという暗い心から逃れることはできないと

やっと気付いた僕は

もうそんな恨みや怒りなどは復讐などすることはなく

もう捨てようと、今、思っている



 


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