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Channel: 半身不随になった元IT系社長の独り言
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障害者の暴言

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FACEBOOKで以下のブログ記事の紹介を見つけたので、

京都の市バスで足の不自由な女性を介助しようとして罵倒された運転士が気の毒だった件 - 榊 裕葵

FACEBOOK上でもコメントしたけど僕の記事で一障害者としての感想を述べたいと思います。

が推測するに、

その女性の障害者の方は

(現在は)心まで病んでいる状態ではないかと察します。

私がリハビリ病院に長期入院中にも

新しく入院してきた中途障害を負った方が、

(自分が障害者になってしまったたことを)

つまり今まで簡単にできたはずの事が

できなくなっている自分を受け止め切れなくて、

精神状態がおかしくなる方を多々見ました。

右麻痺で入院してきたある溶接職人さんなんかは

半狂乱状態で、夜中じゅう泣き叫び

看護師に八つ当たり、罵倒・・

とベッド上でだ大暴れ・・

鎮静剤で眠らされているのもみました。


少なくとも中途障害者は

多かれ、少なかれ、精神まで病んでしまう時期があります。


(私も含めて)そんなとき、

自分が障害者として扱われる事が

どうしても許せない気持ちになり、

抑えきれない怒りが

衝動的に噴出してしまう事がありました。


幸い私は

他人に対して罵倒まではしなかっと

記憶していますが、

あるとき自分が杖を持っている事自体に

無性に怒りを感じ、涙を流しながら

衝動的に健常な右手で、

道路脇の排水溝に叩きつけてしまい、

金属製のかなり堅い杖を曲げてしまいました。

そのときの傷が今でも残っています。(以下の写真)

杖の傷



今でも、杖にはその跡があり、

これを見る度に

あの精神状態をよく乗り越えたな、、

と思い返します。

きっとその女性も後から自分が罵倒した事を悔やむと

同時にこんな風になってしまった自分を情けなく

思っているかもしれないと思います。

上述のブログの筆者は


女性の気持ちを察すれば、

「私は自分でできることは自分でやりたいのよ。」

と思ったのであろうことは理解できる。



と書かれていたが、

たぶん本当の

この障害者の女性の気持ちは理解できていないな・・

と感じた


でもそれが悪いというわけではなく。


健常者の障害者の本当の気持ちなんて理解できなくて当り前

だと思うのです

実際、僕も

障害者になってから初めて電車に乗ったときのこと

優先座席に席を譲られたとき

僕の心の中は


「え!この僕が優先座席に席を譲られなければならない!!?」



という戸惑いというか困惑のような気持ちと

同時にこんな風になってしまった自分への


怒りと悲しみの気持ちも込み上げてきて


譲ってくれた方に「ありがとう」とか「すみません」などという

言葉を発する冷静さはなかったと記憶している。


たぶんこの女性も、


そんな心の中の困惑や葛藤から

冷静さを失った結果

相手への罵倒として現れたのないか


と僕は推測している。





これはたぶん「老い」についても同じだと思います。


これからの超高齢化社会において

自分が老いた事を認めることできないことによって

同様の問題やトラブルは頻発するのではないかと危惧している

そんなことからも

最近てれびやメディアにおける健康食品や化粧品のコマーシャルや広告で

「いつまでも若々しく」とか

「10年若返りたい(若返ると書くと効能表示で薬事法違反になるから「希望」のように書く)」

というキャッチコピーをうたっているのが違和感がある。

どんな人間も「若返る」わけがないから・・

時間が逆行するなら別だが・・

あきらかに自然の理法に反する。

人間、どんなにあげいても

科学がどんなに進歩しようとも自然の理法には逆らえない

ときが経てばひとは必ず、老い、病に伏し、死を迎える

この自然の理法には何人たりとも逆らうことはできない。

たとえどんなに財産があろうとも・・

なのにこのような広告やコマーシャルは

人におかしなs錯覚を起こさせ様な気がする

たとえば「アンチエイジング」という言葉・・


「老いることに逆らう」という意味でしょ・・

あり得ない・・

こんなことが人の心に(不老長寿等々の)余計な希望?を与えてしまい

結果、

去年問題になったような美白化粧品で白斑被害を出してしまうような

問題を起こしたり、

(老いれば肌にはシミhが増え、くすむのが自然の理法であるのに・・)

おかしな希望を与え、問題を起こし、

人の心が病んでしまう原因を作ってはいないのだろうか



まぁこんなネガティブな話はここまでにしよう


本日、

いよいよ茨城の当社(株式会社スカイライフ)の展示用の

太陽光発電所(出力50Kw×3区画分)が東京電力と連携接続する日だ!

来週月曜日には僕も現地入りしてこの展示用の太陽光発電所を撮影してきます。



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