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Channel: 半身不随になった元IT系社長の独り言
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視床痛って・・誰も理解してもらえない

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誰にも理解されないって辛いものだと思う。。。


僕は何回か記事に泣き言を書いているけど

脳卒中後の後遺症の一つの視床痛というやつを患っている


この視床痛というやつ・・厄介である。。


まず、(本当に)理解できている医師さえいない

と僕は思っている

言葉では「灼熱痛」とか言ってるけど

本当にその痛みを分かっているとは思えない

更に厄介なことは、いやゆる痛みの原因(傷や腫れや血行不良などの身体の異常)が

存在しないのに脳が勝手に痛みを感じてしまうのだ

だからどうにも手のほどこしようがない・・


例えば僕の場合、左手のひらに突然、五寸釘を刺されたような激痛を感じる




ビックリして左手を見ると左手には何の異常もない

こんな具合だ

医者の書いた視床痛に関する文章を丸写しした

痛みを感じとるセンサーは体中至る所に張り巡らされていて、
その信号は末梢の感覚神経のケーブルを通り、脊髄を経由して脳の視床という
ところで情報処理され、最後に大脳皮質の感覚中枢で痛みとして感じられると
考えられているのは周知の事である。普通の痛み、すなわち末梢性の痛みは痛
みセンサーの刺激で生じるのだが、中枢性の痛みの場合は、手足の末梢には痛
み刺激が加わらないのに、視床や大脳の感覚神経の情報処理の異常のために、
いわば「脳の中で」痛みを感じてしまうわけだ。


この文章を読んでもピンとこない人がほとんどだろう

他にも紹介されていたのでそれをそのまま掲載・・

「痛み」は、人間にとって深刻で複雑な問題である。 痛みの感じ方は人それぞれであり、
個人的かつ主観的な感覚であるため、周りの人達が的確に理解することは難しいです。
特に、ともに生活する家族、働く同僚達に、理解されないのが一番辛いことです。
更に、厄介なことは、痛みの他に痺れ、マヒを伴うことが多いのですが、医師は痛み
のみに注目し治療する。脳卒中の中でも感覚をつかさどる視床に出血を起こした後など
の視床痛や手足の切断後に激痛が残る幻肢痛(げんしつう)があります。特に視床痛は
アロデニア(allodynia)といわれる痛み(通常では何ともない程度の強さで皮膚に触れ
ても感じる独特ないやな痛み)に悩ませられる。脳血管障害の後遺症(機能的脳疾患)と
して障害側の上下肢に不快な痛みを伴うことがあります。そのなかで視床痛は代表的な
ものです。通常、障害後数週から数か月経過したあとに出現します。痛みは持続性、
発作性で焼けつくような耐え難い痛み(視床痛)であり外部からの刺激でも誘発されます。
視床痛は脳の視床部(感覚の伝導路の中継地点)の病変、とくに脳血管障害によって
引き起こされます。従来から視床痛に対しては、いろいろな外科的治療が行われてきま
したが、現在でもなかなか有効な治療方法がは見つかっていません。



じゃあ僕なりの表現ならこうなる

僕が視床痛を感じているときで一番つらいときは・・

麻痺した左半身の頭から足のつま先まで皮を一枚剥ぎ取られ

そこに団扇で風を煽られているような激痛・が持続している



そんな感じだ、

正に拷問だと思う

それでも文字では、まだ伝わらないのだろうな・・

おぞましい画像だけど、

こんな画像みてもらったら少しはどんな痛みか伝わるんかなぁ・・

kawahagi



持続しているといっても生半可な持続期間ではない

この視床痛が出始めたのは5年前脳出血で倒れてから

リハビリ病院に入院してから6か月くらい経過してからのことで

それからずっとだから、もう4年半この痛みを感じ続けている

当初、1か月は発狂しそうになったことを覚えている。

痛みって普痛みの原因である「傷」などが治癒すれば無くなる

でもこの視床痛ってヤツは脳出血により損傷し「イカれた脳」が

痛みの原因(傷など)が存在しないのに

痛みを勝手に感じているのだ

つまり、「イカれた脳」が元も戻らない限り、

この痛みは感じ続けなければならないということになる

だとしたら、これまで脳卒中による麻痺の完全回復の事例がない

(回復するということは死滅した脳細胞が生き返るという事だからあり得ない)

つまり、死ぬまでこの痛みは感じ続けなければならないことになる。

それを考えると

僕は一体何のために生きているのかと、つい思ってしまう

痛みに耐えるために生きているとしか思えない。


これほど辛い視床痛だけど理解してもらえる人ほとんどいないのが現状だ

なぜなら「痛みは見えない」から

その上、この視床痛ってヤツ

は痛みの原因(傷は腫れなどの身体的異常)さえ目には見えない

目に見えないどころかCTやMRIでも何も映らない

だから医師も本当のところは理解不能・・

患者がい痛いって言うから

上述のような理屈だろうと推測しているだけのこと・・


それにしてもこの痛みに耐えながら・・

仕事をして、笑顔を見せている自分は


我ながらよく頑張って耐えていると思う

マラソン陸上選手の誰かの言葉じゃないけれど

もうそろそろ自分で自分を褒めても良いかなって

正直思う今日この頃である

それも自分なりに「痛みの研究」をし、対処しているからだと思う

つい最近、とうとう米国からある(日本では)未承認薬を個人輸入した

その薬は

いわゆる「脳を騙す」ような作用のある薬だ

脳が存在しない痛みを痛みとして感じるなら

「脳を騙す」しかないと判断

だからこの薬はヘタすると幻覚を見る可能性があるらしい

でも、この苦痛が和らぐのならそんなことで躊躇していられない

この痛みを唯一共有できてる方がいる

僕のブログの読者で同じく視床痛に苦しんでおられる方だ

この際、紹介しておこう

ええやんかな?みっちさん?(いつも強烈な関西弁の方なので・・)

みっちさんのブログ

彼女はたぶん僕より酷い視床痛に苦しんでいると思われます


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