脳出血で半身不随の障害者になって
思うんだけど、
こういう、障害って極めて「老い」に近いものではないか
と感じるのだ。
なぜなら、
「老い」は一方通行
で、
若返る事はあり得ない
もちろん、老いても
トレーニングで体力を強くすること
は可能だけど、
それは若返りとは違う
単に「老いても体力がある」
だけの事、
老いが止まった訳ではない
そして、その先には
必ず死が待っている
それは誰にも止めることはできない
翻って、「病気」は「回復」する
でも、僕の半身不随という障害は
まず、回復は期待できない
老いのように一方通行だ
そして、回復せず
その先にはそのまま死が待っている。
そう考えると
僕のような障害は「老い」と
酷似していると感じる
そして、その障害という「老い?」
はある日突然来る
通常の「老い」は徐々に徐々に体が動かなくなる
でも障害という「突然の老い?」は
ある日突然体が動かなくなる
でも、思うんだけど、
老いて体が動かなくなったり、
体が痛むのは当たり前じゃないのかなぁ
最近は老いて体が痛む(例えば神経痛等も)
「病」と捉えししまい、サプリメントやらが爆発的に
売れているらしいし、「病」院にも行く
だって、その痛みは「老い」ではなく、「病」なのだから・・・
そうして様々な検査を受け、
投薬してもらい、さらには手術までしたりする
そんなことが実は人間にとって「不幸」なのではないだろうか?
話がそれたけど、
僕のような障害が「急激な突然の老い」ならば
もしかしたら
あの浦島太郎は
竜宮城というところで酒池肉林で遊びたわけて
不摂生な生活をした結果、動脈硬化になり
脳梗塞を起こし、
障害という「突然の老い」に
見舞われた人なのではないか
だから玉手箱は動脈硬化のことであり
「突然白髪になった」のは
実は「障害を負った」ことなのではないか
などとバカなことを考えてしまうのは
僕が障害者になったからだろうか?(笑)