僕は障害者になってからこの日本テレビのやる
(今放送している)「24時間テレビ」というものを観なくなった
なぜなら、どれも
「努力」、「克服」、「感動」、「涙」
「それでも生きる」的な
脚色が加えられるため、
刑事が刑事ドラマを見て一笑に付すように
最近の僕は観ていてもまったく感動しないからだ
と言うより嘘っぽく、
現実とはかけ離れた脚色がされていると感じてしまうからだ
癌、障害を扱った場面一つとてみても
たかが10分か15分に編集され
当事者でない人が観ると
この10分か15分に編集された場面がすべて
のように錯覚させるような脚本だと僕は思う
だから僕はウソっぽく感じるから見ない
こういう人々が本当に苦しいのは
日々24時間×365日なのだ
そして年に一度の放送の「非日常」でもある「24時間テレビ」
のような一時的ものではなく
まさに「日常]にこそ、苦しみがあるのだ
しかし、この様な番組が高視聴率を稼ぎ、
障害や難病を扱ったNHK教育テレビのようなドキュメンタリー番組などは
福祉関係者や当事者で無ければ見ない
ドラマ風の番組に「感動を求める」けど「現実は見ない」
障害者や難病の人は努力し、明るく感動的に生きていないといけない
というような風潮が少なからずあるような気がしてならない。
このような番組で本当の意味での理解が深まるとは僕には思えない・・
残念ながらほとんどの世の人々は
常に「感動」が無いと興味を向けない(ほとんど関心すら無い)事は
この「24時間テレビ」を見れば明らかではないかと最近感じるのだ・・・
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24時間テレビ・・
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