誰の本だったか忘れたけど
よく「真剣だ」どいうが
本当の「真剣勝負」の意味が分かって言っているのか?
という戒めを読んだ事がある。
「真剣勝負」とは
剣道のような竹刀の試合でもなく
木刀の試合(木刀でも当たれば大けがをする)でもなく
まさしく真剣による勝負だ
先週、イギリスのお客さんからの注文の日本刀の真剣が出来上がってきた
以下のような出来栄えだ・・
まぁこの切先を向けられて
試合をするとなると
一瞬の気の緩みが命取りとなる
それが本当の「真剣勝負」というものだ
振り返って自分は日々本当に「真剣」に生きてきたか
と言われると・・口ごもってしまう。。
これまで本当に意味での「真剣」に生きて来れたなら
もう少しマシな人生になったかも知れない
と思う
それでも・・
脳出血で半身不随になって以降は
少なくとも健常者の頃よりは
少しは「真剣」に近づいた生き方を
できているかもしれない。。
なぜなら、日々の生活では
たかが歩くことさえ、一生懸命になるようになった
日々のちょっとした動作でも注意深く動作しなければ
左半身は運動麻痺の上に全く何も感じないので
万が一、左側に転倒したら命取りになるような
大怪我をする可能性があるから・・
脳出血のおかげで、日々何事にも、少しは「真剣」に
近づいた生き方をできるようになったよう気がする。